静かに体に潜む異変

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クラミジアなどの性感染症は、知らない間に突然発症するといわれることがあります。
しかしこれは厳密に言えば、唐突に発症しているわけではありません。
感染症の主な発症までの流れは、感染、潜伏、発症の3段階です。
一部のものを除いて、クラミジアをはじめとした感染症は性行為によってのみ感染します。
しかし、仮に性行為の際にクラミジアに感染したからといって、この時点では何かが起きるわけではありません。
当然本人たちは感染したことに気付きません。

続いて、感染したクラミジアは潜伏期間という段階に入ります。
クラミジアの場合、潜伏期間は1~3週間前後といわれています。
この潜伏期間中も困ったことに目立った異変が起こらないため、この段階でもまだ感染に気付かないのです。

この潜伏期間を経て、発症ということになるわけですが、場合によっては潜伏期間終了から発症までの間にもまた何も起きないケースがあります。
そして突然、痒みや痛みなどの症状が出るのです。
このように感染症は発症以前から感染はしているものの、まったく気付かないまま過ごしてしまうというのが厄介なのです。

さらにこの潜伏期間中も決して病原体は活動を停止しているわけではないので、このときに性行為をしてしまうとまた感染者を生む可能性があります。
非常に気付きにくく、対処もしにくいですが、なるべくふだんから不特定多数との関係を持つことは避けるくらいの予防はしましょう。
また、性行為をした数日後に少しでもなにか異変があった場合は、早々に病院で検査してもらうべきでしょう。
パートナーも感染している可能性が非常に高いので、検査は当然2人とも受けましょう。